大転換期 あなたはどう生きる
昨年、玉置神社~天河大弁財天に参拝する前に読もうと借りた本。
P.3
今の世の中に悪人でない者は一人もいないと言ってよい。ここでいう悪人とは殺人・強盗・盗人・詐欺等今の刑法に触れる者だけのことではない。
自分だけのことを考えている者、自分の血縁の者だけのことを考えている者、自分の考えが正しくて他の者の考えは間違っていると決める者…
また、過去にこだわる者、明日を思い煩う者、観念で物事を判断する者、…
…要はカルマの融けていない者はすべて悪人なのである…
…カルマを消すのは神でもなければ仏でもない。…自分で消すのである。
P.66
この世に差別はない あるのは区別だけじゃ
眼は耳の役は出来ぬが 眼は眼であることが幸せなのじゃ
心の臓は胃の役は出来ぬが 心の臓は心の臓であることが幸せなのじゃ...
P.72
生命の意識は両親が作るもので、若し両親が作らなければ両親をあらしめたその先祖が作るのである。ただし頭に浮かぶ心の智恵で生命の意識は作れない。…
…建て分けいうのは各々に使命の時所位を与えることで、先祖の苦悩が生命の中に入っている者には使命を与えても遂行が出来ないから…
…魂の建て分けである。
AはA・BはB・CはCと結ぶのが法則で、AとB・CとA・BとCが結ぶのは法則違反でなかなか思うような人生は渡れない。
自分自身のカルマ(宿命)を消化することがこの世に生まれた使命なのだろう。
そして、この世を去る時にはカルマ(思凝り)を残さないように日々生きることが大切なのでしょう。
魂の建て分けを間違える=天中殺の結婚
昭和55年に出版された本ですが、タイトル「大転換期」は今の時代にピッタリな言葉だと感じました。