コミュニティづくりの参考にしたく手にした本です。
著者のマツダミヒロさんは・・・
質問家。「魔法の質問」主宰。魔法の質問インストラクター5000名を輩出したコミュニティ構築の第一人者。自分自身と人に日々問いかけるプロセスを集約し、独自のメソッドを開発。・・・
P.39
「与える」ということは、「求めない」ことです。
では逆に、求めているじょうたいとはどういうものでしょうか。
あなたは「3つのくれない」という言葉を、聞いた事がありますか?
・返事をくれない
・見てくれない
・喜んでくれない
これが「3つのくれない」です。・・・
不満を抱えている人の多くはこの3つに分類されているのではないでしょうか。
P.69
日常のなかで質問力を磨く訓練法があります。人と会うときに実践できる方法です。
たとえばAさんという人と会うといとき、事前に関心を持った質問を10個考え、簡単なリストにします。そして、インターネットを活用したり、Aさんを知っている方に協力してもらって、事前にAさんについて調べます。
答えがわかったものは、リストに答えを書き込んでしまいます。そして質問のリストから削除し・・・
何も考えず(準備をせず)人と会うのではなく、事前にしっかりと準備をすることが大切なのだと気づきました。
そして、うまく行っている人はこういうことを普通にやっているんでしょうね。
P.158
お客様にとって、いかに「便利な存在になるか?」は重要ではありません
お客様に、いかに「成長してもらうか?」ということが重要なのです。
便利な存在になってしまうと、与える方は消耗され受取る方は成長しない。
成長すれば自立につながり、お互いに良い刺激が貰える関係になるのではないでしょうか。
コミュニティと聞くと大人数をイメージしてしまいますが、
本書では小規模のコミュニティでも構わない。
人付き合いが苦手な人でも興味をもった相手に
思い切ってメッセージやコメントを送ってみる。
「いいね」の先にコミュニティづくりの秘訣がありそうです。